【カビとりすいすい・ファンファン】エアコン専用ブラシおすすめ5選

気温の変化を感じ始めた頃、久しぶりにエアコンをつけたら、ニオイの発生やホコリが降ってきた、などのトラブルを経験したことはありませんか？エアコンは使っていない時でも、お部屋のホコリやキッチンの油で汚れが溜まりがちです。

意外とエアコンのフィルター部分は簡単に取り外せ、掃除機でホコリや汚れを吸い取ったり、拭いたりできます。しかし、エアコン内部のファンには汚れがついたままです。このファンの部分は吹き出し口より奥深く、なかなか手が届きません。

そんなエアコンファンの汚れもお掃除できるエアコン専用ブラシがあるのをご存知ですか？ここではエアコン専用ブラシの実力と、人気商品である「ファンファン」や「カビとりすいすい」などおすすめ商品を口コミとあわせてご紹介しています。エアコン掃除をする際は、ぜひ参考にしてください。

普段なかなかお掃除が行き届かないエアコン。フィルターは常にお手入れしている方も、さらに奥のファンの部分はどうでしょうか。実はファンにも汚れがびっしりついているかもしれません。

そもそもエアコンのファンはどの部分なのでしょうか。ファンとは吹き出し口を覗くと見える、大きな回転する筒の部分です。エアコンはファンを回転させることで、温風や冷風を外に送り出す仕組みになっています。

このファンは、デコボコした溝がある構造になっています。この溝部分に、ホコリや汚れがたくさんたまってしまうのです。ファンにホコリや汚れがついたまま使用すると、送り出される空気も汚れてしまい、部屋中に汚れた空気が充満することになります。

ファンにこびりついたホコリは、キッチンから飛び散る油汚れや水分とくっつき、臭いやカビの原因となります。また、エアコンをつけると、咳や鼻水がとまらなくなったことはありませんか？それはアレルギー症状の一種で、エアコン内のカビが原因の可能性があります。

カビの胞子はホコリに付着して、エアコンの吹き出し口から空気と一緒に放出されます。エアコンを10分つけると、約1,000個のカビの胞子が吹き出すといわれているので、健康のためにも、エアコンのお手入れは必須です。カビ取りは大変なので定期的にお手入れしてカビがつかないようにしましょう。

ルーバーの掃除は場所が見えている分簡単ですが、シロッコファン掃除できるの？と思う人もいますよね。実は、比較的簡単な方法で掃除可能です。

《準備するもの》

• ファン専用ブラシ
• 落ちた埃を片付ける掃除機やモップ

《シロッコファンの掃除方法》

1. ルーバーを覗いて、奥にあるシロッコファンを目視で確認する
   (ルーバーが外せそうなら外す。古い機種はプラスチックの劣化で割れるのでNG)
2. ファンの目に沿って、必ず横に力を入れずにブラシを滑らせる
3. 手でファンをゆっくり回転させながら、一周同様に掃除する

このような方法になります。この時に、10年前といった年式の古いエアコンは、絶対に力を入れないでください。シロッコファンはエアコンの中でも薄く破損しやすい部品です。自分で触ったがために破損させてしまった例がいくつもあります。

ルーバーとシロッコファンの掃除については解説しましたが、エアコンの本体は熱交換器です。こちらも最近は内部クリーニングと言って自動洗浄を行う機種が主流ですが、やはりしっかりとエアコンクリーニングした方が綺麗になります。

分解できない部分のお掃除については、業者に頼むのが安心です。エアコンのお掃除を専門とする業者も多いですが、いざ頼むときにネックなのが費用です。一般的に、エアコン1台のお掃除に約8,000〜12,000円かかります。

また、お掃除機能つきのエアコンの場合はそれ以上に高くなる場合もあります。さらにエアコンが家に複数台ある場合、すべて業者に頼むとコストがかさみます。

業者に頼まず自分でできるエアコン掃除として、ネットやドラックストアでよく売られているのがファンのエアコン洗浄スプレーです。長いノズルでファン部分に直接洗剤を噴射でき、すっきりと汚れを洗い流せそうですよね。

しかし専用スプレーは、使用時に注意しなければいけない点がたくさんあります。パネルを開けて噴射する際、電子機械部分に洗剤が触れると故障の原因になります。また、洗浄後にしっかり乾かさず水分が残ってしまうと、かえってカビが増殖し危険です。

電子機械部分に養生テープをはったり、洗浄後に送風で乾燥させたり、しっかりとした事前準備と時間が必要になるため、手軽に使うのは難しいかもしれません。そのため、エアコンのアルミフィン掃除をする場合は、フィンブラシを使用しましょう。

そこでおすすめなのが、エアコン専用ブラシです。洗剤を使わず、臭いやカビの原因となる、ファンのホコリや汚れを簡単にかき出せます。

事前の準備も不要なため、思いついたときや家事のついでにさっとお手軽にお掃除ができます。エアコン専用に作られているので、他のブラシでは届かないファンの溝の汚れもしっかり吸着でき、お掃除が苦手な人にもおすすめです。

エアコン専用ブラシで有名なのが、ファンファンです。SNSでも多く取り上げられる人気商品、ファンファンを詳しくみていきましょう。

では、ファンファンはどこの店舗で購入できるのでしょうか？残念ながらカインズなどのホームセンターには取り扱いがありません。しかし、東急ハンズやネット通販では取り扱っている場合もあるので、購入を考えている方は一度東急ハンズや通販サイトで探してみてください。

お掃除グッズを安く手に入れるなら、100均ショップが便利です。100均グッズでエアコン掃除におすすめなのがダイソーの「ふわっとモップ」です。両面に羽がついたハンディーモップで、少し硬めの羽ともこもこした毛足が、ホコリをキャッチします。

1袋に3枚入っており、1枚あたり36円と気軽に使い捨てできるのも魅力。しかし水で濡らして使用できないため、せっかくキャッチしたほこりを落としてしまわないようにしましょう。

また、エアコン専用に作られたブラシではないため、吹き出し口から入れるには多少大きく、細かいところのホコリには届きにくいかもしれません。

実は、普段家にあるものでも、簡単に手作りのお掃除グッズを作れます。たとえば、割り箸の先にキッチンペーパーを巻いて輪ゴムで止めたら、細かい部分を掃除できるお掃除棒になります。また、使わなくなったストッキングや古着を長く伸ばした針金のハンガーにかぶせるだけで、届きにくいエアコンの吸い込み口の掃除も簡単です。このようにアイディア一つで、簡単にアイディアお掃除グッズが作れるのです。

一見すると難しそうなエアコン掃除ですが、専用ブラシを使えば、自分で簡単にお掃除ができます。専用ブラシを使う際は事前準備が不要なので、家事のついでにこまめにお掃除ができますね。