【2022】ダイキンうるさら7の後継機「うるさらX」がおすすめ｜評判や口コミも

毎年新しい製品が発表されるダイキンのエアコンシリーズ。近年のモデルでは、うるさら7の後継機種である「うるさらX」や」「うるさらmini」が登場しました。加湿ができる「うるるとさららシリーズ」以外にも、ダイキンでは多くのシリーズがラインナップされています。

ただシリーズが多いゆえに、どれを選べばいいのかかえって混乱する方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ダイキンのエアコンシリーズの特徴を解説します。さらに、エアコン購入者500人を対象に行ったアンケート結果を交えて選び方の紹介もします。

最新のダイキンおすすめ商品「うるさら7」も紹介するので、ダイキンのエアコンに興味がある方はぜひご覧ください。

☆この記事を読めば、「うるさら7」と「うるさらX」の違いや最新機種がわかります！

ダイキンは家庭用エアコン国内1位のシェアを占める大企業で、それぞれの土地柄に適したエアコンを開発するのが得意です。パナソニックや三菱など他のメーカーに比べると高価格帯に当たりますが、パワフルで壊れにくいエアコンとして、絶大なる支持を得ています。

パワフルな垂直気流を武器にした全体空調や、設定温度に到達した後も快適な温度・湿度にコントロールするプレミアム冷房が特徴です。また、エアコンの立ち上がりが早さでも人気で、そのパワフルさで寒冷地用に特出した機種も開発しています。

上位のプレミアム機種には加湿器機能(うるさら加湿)が付いているのが特徴です。

さらに、2020年10月に2021年モデルからは、新たな「熱交換器」の汚れを放電・洗浄する機能を標準搭載しました。

ダイキンの人気シリーズ「うるさら7」は2020年にネーミングチェンジされてうるさらXとなりました。プレミアムモデルの「うるさらX」はダイキンが最も力を注いでいるシリーズです。

⏬ダイキンエアコン最新のシリーズ一覧

各シリーズについてもっと詳しく知りたい・うるるとさららシリーズ以外にも興味がある方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

最後のうるさら7は2019年モデルのため、奇跡的に市場在庫が残っている場合以外はほぼ手に入れる術がありません。

今購入するなら最新のうるさらXがおすすめです。

⏬主に差がつく機能をピックアップ

より高性能ならうるさらXですが、うるさら加湿さえあればいいならうるさらminiの方が低価格でお得です。ただし、狭いお部屋用しかラインナップとしてないため、リビング用などうるさらXを選ぶしかない場合も多々あります。

冬の乾燥する時期に給水なしで加湿暖房します。室外機の加湿ユニットが屋外の空気を取り込んで水分だけを加湿に利用します。

乾燥しがちな温風に湿度が加わり、お部屋がほどよくうるおいます。ラクな無給水加湿はダイキンだけの機能です。寒くなりにくい快適除湿が可能なさらら除湿とあわせて「うるるとさらら」と呼ばれます。

エアコンシリーズの中ではうるさらX・うるさらminiだけに搭載されていますが、さらら除湿はベーシックモデルを除いた多くのシリーズに搭載される機能です。

2022年後期に発売の2023年モデルは加湿・除湿の機能がさらにパワーアップ。加湿においては加湿量が増えたことで給水の手間が減りました。また、新搭載のパワフルモードを使えば除湿量を従来よりも増やせます。

一般的なエアコンは室内の空気を取り込み、冷やしたり温めたりして室内の温度を調節しています。つまり室内で空気が循環しているだけなので、換気はできません。しかし、うるさらXは外の空気を取り込んで室内の空気を換気口や換気扇から排出する「給気方式」を採用しているため、運転しながら換気できます。

換気機能はうるさらX・うるさらmini・Vシリーズに搭載されています。換気ができるエアコンを扱っているのはダイキンのみです。購入の際はチェックしたい要注目の機能です。

加湿水洗浄&ストリーマ照射＋乾燥で、エアコン内部をきれいにします。夏は冷房の結露水で洗浄し、新機能で冬でも加湿の水で本体内部を放電・洗浄。年間を通して「熱交換器」の汚れやカビを徹底的に洗浄するので、いつでも清潔な風が送られます。

さらに、フィルターの汚れも自動掃除ですっきりきれいにします。ホコリをダストボックスに集めるので掃除の手間がかかりません。なお、うるさら7には新機能は搭載されていないので注意してください。自動掃除機能にこだわってエアコンを選びたい方は、次のリンクの記事もおすすめです。

センシング＆記憶学習が快適な温度環境を作りだします。センシングで室内の床や壁の温度を検知して推測していきます。それらのデーターをもとにAIで運転を開始し、記憶学習能力で過去の運転内容や好みの運転などもデーターに取り込み運転をします。

さらに、加湿や除湿なども含めて空間全体のコントロールするので、いっそう快適な環境で過ごせます。肌寒さや暑さを感じにくいベストな温度調整してくれるので、自分でいちいち設定をする必要がありません。

なお、うるさらminiには記憶学習を行うAI機能は搭載されていません。自動で快適な湿度や温度をコントロールする自動快適運転機能が搭載されています。

暖房運転のときに垂直の気流を出して顔に直接温風があたるのを防ぎます。まずは冷える床面から温もりが広がる快適な気流です。風が感じにくく下からホカホカと温まるので足元に別のヒーターなどの暖房機器が必要ありません 。

また、寒い日でも暖房の立ち上がり能力がパワフルに稼働してスピーディに運転を始めます。そのため、立ち上がるまでに部屋の寒さを我慢する必要がなくなります。垂直気流は空間をムラなく温めることに特化した機能なので、寝室のような空間を想定した小容量モデルであるうるさらminiには搭載されていません。

冷房のときの天井から床へ回るサーキュレーションの循環気流です。温度のムラを解消するために別にサーキュレーターを用意する手間もなくなりました。

エアコンに搭載された冷房循環気流が温度も湿度もスピーディに下げて快適な環境をつくります。 そのあとは冷えすぎないように自動運転してくれるので、心地よさが長続きします。

気温が高い極暑の夏に高い冷房能力を発揮します。高温環境でも左右されない「冷媒制御技術」を採用しており、タフネス冷房では46度の猛暑にまで対応しています。そのため、真夏の西日の環境でエアコンの効きが落ちたりすることはありません。こちらは両機種に搭載されています。

一方、極寒の冬にはパワフルかつ高い暖房能力での運転が可能です。室外機に搭載された熱交換器には強力な暖房能力が備わっています。外気温マイナス25度まで対応でき、極寒の中でも運転が可能です。過酷な外気環境に左右されることなく、安定した冷暖房能力を発揮します。

そのほかの便利な機能をまとめたので、ぜひご覧ください。

ユーザーのことを考えたかゆいところに手が届くようなきめ細かい機能がたくさんあります。新お休み運転では冷えすぎや暑さを管理し、快眠できる環境を整えます。リモコンだけでなくスマホでも操作が可能です。また、リモコンはボタンが押しやすく年齢を選ばず操作しやすい工夫がされています。

ここでは、うるさらX・うるさらmini・うるさら7の価格の目安をご紹介します。

うるさら7の価格もデータとして掲載しましたが、実際はほぼ手に入りません。

うるさらXの便利な機能を紹介しましたが、実際に使っている人の評判にはどんなものか気になるところです。ここからは、購入した人の口コミを紹介します。

ダイキンのエアコンで加湿機能付きは先述したようにうるさらX（旧うるさら7）・うるさらminiです。先ほど加湿機能に満足されている方のレビューを紹介しましたが、加湿機能はあくまでもおまけのようなものだったと感じる方もいます。

その理由は、うるる加湿は外気相対湿度が20%低下すると加湿量が20%低下するためです。外の湿度が低下する冬に、うるる加湿機能だけでの加湿は難しい場合もあるかもしれません。

とはいえ、給水の手間がかからない便利さや衛生的な面もあるので、様子を見ながら必要があれば加湿器の補助として併用するのがおすすめです。

エアコンを選択する上でまず前提としてエアコンは必ず取り付け工事が必要であることを知りましょう。そして設置工事の価格は、今のお部屋の環境によって変わります。工事費を含めて予算を見積もる必要があります。

• 例）各家電量販店の「標準工事」として取り付けできる環境
  
  ・古いエアコンなし
  ・エアコン専用コンセントあり
  ・配管穴あり
  ・室内機と室外機を同じ階数の地面に設置

基本的に、このような状況以外では有料で追加工事が必要になります。

• 追加工事が必要なよくある例
  
  ・専用コンセントがない
  ➡︎コンセント自体の増設が必要。
  
  ・エアコンのボルト(V)と専用コンセントのボルト(V)があっていない
  ➡︎100V→200Vのようにコンセントの切り替え工事が必要。
  
  ・エアコン穴がない
  ➡︎穴あけ工事が必要。最近の新築に多いガルバリウムなど特殊外壁は特殊工具が必要。
  
  ・室外機を屋根置き・壁掛け・2段置き・吊り上げなど
  ➡︎専用パーツ＆追加料金必要。
  
  ・エアコンの新規取り付けではなく買い替え
  ➡︎取り外し費用＋リサイクル費用必要。

場合によっては、追加工事で3〜5万円かかる可能性もあります。

購入の時点で家の状態を正しく把握し、追加工事の見積もりまでできていると、実際の工事での金額の剥離が少ないです。

実は、たった2つのポイントを意識するだけでエアコン選びを失敗する確率がグッと下がります。

その2つのポイントとは、

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

エアコン選びで「サイズ」が重要な理由は、近年エアコンの「室外機」が大型化の一途を辿っているためです。

大型化により、能力や静音性は向上しているものの、「買い換えたら室外機が元々の場所に置けない！」という弊害も生まれています。

そのため、以下の2点を必ず確認する必要があります。

1. 設置予定スペースの余裕
   ➡︎左右の余裕のみでなく、出窓の下なら上部スペースもチェック
   
2. 壁付け・屋根置き・天吊りなどの場合は設置場所の耐荷重

結論｜これ以上のスペースがあれば自由に機種を選べる！

室外機は排熱スペースを守らなければ火事になるおそれもあるため、メーカー推奨のスペースは必ず確保してください。

ちなみに、最近は室内機も重くなっており、最上位機種の中には20kgオーバーのものもあります。築年数の古い家で設置が不安な場合は、取り付け店で相談してください。

室外機を設置する時は、外壁から所定の距離を空けなければなりません。機種によってそれぞれ設定スペースは違うものの、おおよそ以下のように離す必要があります。

ちなみに、室外機は裏面から吸引し前方のファンから吐き出す構造をしています。そのため、前方の空間が少なく隣地の家屋に近すぎると、騒音や隣地の外壁の汚れといったトラブルの元になる場合もあります。

繰り返しますが室外機は巨大化しているため、設置予定場に余裕があるかを必ず先に確認してください。

エアコンの室内機のスペースは、

• 上部に5〜10cmのスペース
• 左右に5cm以上のスペース

とされている場合が多いです。

よくある失敗は、想像以上に最近の機種が大きく、カーテンレールに干渉するトラブル。もっとも最近のエアコン室内機は省スペース設計も多く発売されているため、設置場所入るエアコンが見つからない事態は少ないですよ。

エアコン選びでの家の築年数は、

・築50年
・築20年
・新築〜築浅

が一つの基準になります。

• 築50年｜ほぼ断熱なし。昔からの木造家屋
  ➡︎表示のままの適用畳数で見る。暖房を使うなら1サイズ上の方が効きがいい。
  
• 築20年｜断熱材はあるが性能が低く劣化している。床下断熱はない場合がほとんど。アルミサッシの単窓が標準で、冬は冷気が入りやすく寒い
  ➡︎表示のままの適用畳数で見る
• 新築〜築浅｜次世代省エネルギー基準が謳われるようになり、高性能な断熱材入りでアルミ樹脂のペアガラスと高気密。断熱材の劣化も少ない。
  ➡︎表示のままだとオーバースペック。
  次世代型省エネ住宅なら、20畳リビングで14畳用など

まずは、ご自身のお住まいがおおよそどこに属するか、築年数やリフォームの有無などから考えてください。

使用する部屋の状況はご家庭によって違いますが、気にしたいのはこのような点です。

• 南向きの大きな窓がある
• 西日が当たる大きな窓がある
• LDKで室内に火元がある
• 吹き抜け・ロフトがある

このような場合は、暖房能力を基準に選ぶ＋ワンサイズ上の機種を選択すると、エアコンの効きも良く長持ちします。

じつは、一般財団法人の「電力中央研究所」がエアコン選定支援ツールを公開しています。

最近の次世代型省エネ住宅にも対応しているため、適用畳数が当てにならず困っている方は必見です！

このツールを用いておおよその能力を算出し、上記の部屋の状況に合わせて最終的な大きさを決定すると、失敗しないエアコンの大きさ選びができますよ。

ここまで読めば、多くの場合でエアコンは表示通りに選んではいけないとわかりますよね。では、そもそもの「エアコンの表示の見方」はご存知ですか？

エアコンは、エアコン売り場の値札ではこのようにスペックが表示されます。

これは、

木造住宅＝冷房17畳：暖房16畳

鉄筋コンクリート住宅＝冷房26畳：暖房20畳

を表しています。基本的に暖房のほうが馬力を使うため、エアコン選びは「暖房を基準」に行います。

このエアコンスペックの見方を抑えておいて、家の状況に合わせて本当に必要な大きさを割り出すのが、正しいエアコンの選び方です。

ちなみに、「冷房7.1kW：暖房6.3kW」といった数字はエアコンの能力を表しています。上記のエアコン選定支援ツールで算出した場合は、この能力(kW)を基準に選んでください。

エアコン購入者へのアンケートではこのような結果になりました。

• ワンサイズ小さめ：61/500人　満足度：80.33%
  本体価格や、電気代、工賃を気にして選択した人が多く、満足していない人も多い
  
  
• ぴったりサイズ：296/500人　満足度：93.92%
  「まぁ効くだろうし、電気代も相応だろう」と選択している人が多く、結果的に満足度も高い
  
  
• ワンサイズ大きめ：137/500人　満足度：95.62%
  部屋の形、日射条件など特定の環境での利用を想定して選択した人が多い。中にはすすめられたから、という人もいるが総じて満足度は高い。

ワンサイズ小さめは満足している人が少なく見えますが、それでも8割の回答者が「満足している」「どちらかと言えば満足している」に回答しています。お部屋の環境から「小さくても大丈夫だ」と言える方は、コストの面からも小さめを選んだ方がいいでしょう。

不安がある人や、多少のコストには目を瞑ることができる人はぴったり〜ワンサイズ大きめを選んでおけば安心です。ただし、本体価格だけでなく、電気代がかかるので何も考えずに大きめサイズを選ぶことはおすすめしません。

非常に多くの機能をがあるエアコンは、家電の中でもかなり複雑で選択するのが難しいです。まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

※赤字の項目は解説済み

前提として、うるさらXとうるさらminiは、どちらも「フィルター自動掃除」と「水内部クリーン（加湿水洗浄/結露水洗浄）」が搭載

この2機種はダイキンエアコンの中で高級機になるため、さまざまな掃除機能が搭載されています。メンテナンスの手間はなったくないわけではないものの、少ない方だと言えます。

エアコンのお手入れをもっとも簡単にする機能は、「フィルター自動掃除機能」です。

• フィルター自動掃除機能とは…
  
  フィルターを自動でブラシ掃除し埃を除去する機能。埃は「ダストボックス」に貯める方式か、「外へ排出」する方式の2通りある。ミドルクラス以上(10万円〜)の機種に搭載される機能。

フィルター自動掃除機能があれば、フィルターを自分で外して埃を除去する作業は不要です。ただし、あくまでフィルターの埃除去機能のみで、それ以外のお手入れは必要になります。

ちなみに、フィルター自動掃除以外にも、お手入れに関する機能はあります。

• 水内部クリーン（加湿水洗浄/結露水洗浄）
  
  結露水で熱交換機全体の汚れを洗い落とす機能。その後ストリーム照射+乾燥でカビ対策します。

エアコンのお手入れをなるべくラクにしたくても、「最上位機種のフルスペックモデルならお手入れ不要！」にはならない点は注意しましょう。

いくらフィルターや熱交換器の自動洗浄ができても、エアコン吹き出し口・ルーバー周辺に溜まった埃は、手動で除去する以外ありません。

内部がどれだけ綺麗でも、吹き出し口の掃除をサボると吹き出す風は汚くなります。エアコンのお手入れ機能はあくまで「お手入れをラクにする補助機能」と考えてください。

結論｜フラグシップモデルでも結局お手入れは必要！

お手入れの手間を考えるなら、筆者はお手入れ機能がフルで搭載された上位モデルよりも、中位以下モデル＋エアコンクリーニングをおすすめします。

• エアコンクリーニングとは…
  
  専門業者が行うエアコンクリーニングで、埃を除去した後で内部を水で徹底洗浄するサービス。壁や床の養生まで全て業者が行うため、依頼側は立ち会いするのみで完了。エアコン下には多少作業用の空間が必要になる
  
  価格相場
  ・通常エアコン｜約1万円前後
  ・自動お掃除機能付きエアコン｜約2万円前後
  
  おすすめ頻度｜2年ごとの実施
  

熱交換器をたまに自動洗浄するよりも、エアコン内部全てを綺麗にしたほうが吐き出す風は綺麗です。

さらに、掃除機能にこだわって30万円以上の上位機種を選ぶよりも、10年使用した場合の総コストも安くなりますよ。

まず前提として、ダイキンのうるさらXもうるさらminiも省エネ性能は高い機種です。

そもそも、うるさらシリーズを購入する方は、省エネ性能はもちろんのことそれ以外の性能にも期待しているかと思いますので、この項目については深く検討する必要はありません。

高級機種だから省エネ性能も高い、とこの結論になります。

電気代高騰と家計の負担増が叫ばれる昨今、少しでも電気代を安くしたいですよね。

そのためには、室温を快適に保つ工夫が必要になります。

エアコンの電気代は、「設定温度」と「屋外温度」の差が大きいほど高いです。要するに、より暑い日・寒い日ほど電気代が上がります。これは、夏なら排熱の電力・冬なら部屋を温める電力をそれぞれ大きく消費するためです。

• 夏場にできる工夫
  
  ・早朝の涼しい時間に冷たい空気を部屋に入れて、日中は熱気が入らないよう窓を締め切る
  ・カーテンや雨戸を閉めて断熱してエアコンを使う
  ・室外機の効率劣化を防ぐために日影を作る
  ・サーキュレーターで空気をうまく循環させる
  
  
• 冬場にできる工夫
  
  ・日中はカーテンを開けて日光で部屋を温める
  ・冷気が入る時間は窓を開けない
  ・雨戸を閉めて断熱してエアコンを使う
  ・サーキュレーターで天井付近に貯まる暖気を循環させる

家の環境によって行える工夫は違うものの、「断熱」を考えて環境を整えると電気代の節約に繋がります。

意外と忘れがちな要素ですが、エアコンは綺麗な状態で運転をした方が効きがよく結果的に省エネになります。「お手入れの楽さ」については1つ前に紹介しましたが、実は省エネにエアコンを利用する上でも重要な項目になります。

種類が多すぎてうんざりしている方のためにチェックすべき機能に優先順位をつけました

エアコン選びで非常に困るのがこの先進的な機能をどうするのか？というところです。似たような機能を各社独自の名称で展開していたり、本当に使うのかわからない機能だったりと、ここまできてわからなくなり最後に「なんとなく」で選んでしまう人も少なくないです。

そこで、アンケート結果をみて、独自に

• 分類①チェック推奨！満足者多数の機能
  ・利用者の3人に1人以上があってよかったと思っている
• 分類②人によりけり？使う方にとっては満足度の高い機能
  ・利用者の3人に1人以上があってよかったと思っている
  が
  ・利用者の3人に1人以上が不必要だと思っている
• 分類③優先順位低め。満足度低めの機能
  ・あってよかったと思っているのが、利用者の3人に1人未満
  

に分類しました。まずアンケート結果は以下です。

エアコンの空気清浄機能はおすすめの機能です。効果は空気清浄機と同じで、ホコリ・ウイルス・花粉・有害物質・アレルゲンなどに対応しています。

ダイキンの空気清浄機能は、

• フィルター＆ストリーマでカビやアレルゲンを抑制
• うるさらXは排気換気で汚い空気を外部へ放出

この方式を採用しています。抗ウイルスフィルターが3年交換です。

上記「空気清浄機能」に近い話になりますが、ストリーマはあくまで「抑制」効果であって、除菌(菌を取り除く)ではありません。

中には、エアコンの熱交換器を加熱して除菌する機能を搭載したメーカーもありますが、残念ながらダイキンはこの方式は採用していません。

もっとも、内部除菌自体はエアコンクリーニングでも対応できます。比較的上位機種に搭載される機能のため、予算との兼ね合いで選びましょう。

エアコンの除湿(ドライ)機能はほぼどの機種にも搭載されています。しかし、除湿方式が2通りあり、効果や電気代が変わるのは知らない人もいますよね。

• ただの除湿
  
  「弱冷房除湿」とも呼ばれる普通の除湿。温度が下がると空気中の水分量上限が下がることから、部屋の温度を下げることで除湿をする。
  ・部屋が寒くなる
  ・電気代が安い
  
  
• 再熱除湿
  
  空気中の水分量を下げるために冷やした空気を、ヒーターで温めてから室内に排出する。
  ・部屋が寒くならない
  ・ヒーターを使う分電気代がかかる

このうちうるさらXとうるさらminiは、「さらら除湿（ハイブリッド方式）」を採用しており、自動でこの2種類の除湿を切り替えます。

うるさらXとうるさらminiの代名詞というべき加湿機能

• うるさら加湿とは
  
  外気中の水分を取り込み室内で加湿する機能。加湿量は外気中の水分量に左右される。

冬場に嬉しい加湿機能と思われがちですが、外気も乾燥する真冬では空気中の水分量が確保できず、加湿効果が感じにくい場合がある点は、購入前に留意しなければなりません。

真冬のメインの加湿利用というよりも、補助機能と捉えて利用するのがおすすめです。

タイマー機能はどんな機種にもついていますが、モデルのランクによって若干内容が変わります。

• 入り・切りタイマー
  今の時点での時刻を基準にタイマーを予約する。毎回設定が必要。
• 時刻予約タイマー
  1日のうちで入り・切り運転を時刻で直接で予約。設定は記憶可能。

単純な入り・切りタイマーはエントリーモデルに多く採用されています。ミドルクラス以上の機種なら時刻で直接予約できるものが多いです。

ダイキンはそもそも安売りを嫌うメーカーです。そのため、安く購入する方法は多くありません。

強いて言うなら型落ち機種を手にいれる方法ですが、ダイキンは型落ち在庫が残りにくいため、あまり期待はしない方が無難です。

エアコンを安く買える時期は年に2回あります。

1. 10〜2月の新製品発売時期
2. 7月繁忙期の型落ち直前のボーナス商戦

もっともおすすめなのは①の新製品発売頃の型落ち狙いです。在庫限りになるものの、新製品とほぼ性能は同じで価格が2/3〜半額と、とても「おいしい商品」に出会えます。

しかし、現実には7・8月に買い換える人が多いです。理由は、エアコンは夏が一番故障しやすいため。困ったことに夏の繁忙期はエアコン工事が忙しく、一ヶ月待たされる場合もザラにあります。

結論｜故障がなくても10年を目安に10〜2月に型落ち機種を狙うべき！

エアコンを安く買える時期は年に2回あります。

1. 10〜2月の新製品発売時期
2. 7月繁忙期の型落ち直前のボーナス商戦

もっともおすすめなのは①の新製品発売頃の型落ち狙いです。在庫限りになるものの、新製品とほぼ性能は同じで価格が2/3〜半額と、とても「おいしい商品」に出会えます。

しかし、現実には7・8月に買い換える人が多いです。理由は、エアコンは夏が一番故障しやすいため。困ったことに夏の繁忙期はエアコン工事が忙しく、一ヶ月待たされる場合もザラにあります。

結論｜故障がなくても10年を目安に10〜2月に型落ち機種を狙うべき！

先述したように、うるる加湿だけでは加湿機能が十分でないと感じる方もいます。特に広い部屋では加湿されていると感じられないとの声もありました。また、うるる加湿機能を使用すると加えて電気代がかかることにも注意が必要です。

エアコンは使えば使うほどホコリでフィルターが汚れていきます。そこで便利なのがフィルター自動洗浄機能です。自動で掃除してボックスにホコリを集めます。しかし、自動洗浄機能に頼っていると見落とすことも。それは自動で動くブラシ部分のホコリです。

ここにホコリが付着していると、十分にホコリが取れなくなります。この部分をきれいにするのは自分でやるしかありません。エアコンをフル稼働する使い方なら、少なくても月に1回ブラシのホコリを取り除くのがおすすめです。次の記事では、エアコンを自分で掃除する方法を解説しています。

うるさらXになってから追加されたのが、エアコン内部を加湿の水で本体内部を放電・洗浄する機能です。うるさら7では冷房する際に出る結露水を使っての洗浄しかありませんでした。そのため、冬場に内部クリーン運転モードにしても機能しません。

その点が改善されて1年中内部クリーニングができるようになりました。自動でお掃除できる部分の構造をよく知っておくのも大切です。

ダイキンのエアコンはよく壊れにくいと言われています。しかし、長く快適に使うためにはメンテナンスが必要です。3年に1回は室内機の洗浄を業者に依頼することで中身を丸ごと洗浄できます。高圧洗浄でネジまでまるまるきれいにしてくれるのでおすすめです。

その場で室外機のパーツを分解洗浄する場合と、室内機を壁から取り外して持ち出しでの作業の場合があります。洗浄はダイキンのお客様相談室で予約するか、最寄りのエアコン専門業者に依頼しましょう。

金額は出張費や取り外し、取り付けなどを含めると安くて3万からで、ダイキンを通すと4万ほどかかる場合もあります。

ダイキンのうるさらXがさらに能力をアップさせ、快適な環境を提供します。お手入れが楽なシリーズやデザイン性にこだわりのあるシリーズなど、さまざまなニーズに対応しているのも魅力です。この記事を参考に、お部屋にぴったりのエアコンを見つけて快適に過ごしましょう。