エアコンはつけっぱなしの方が安くなるって本当?電気代を徹底比較!

エアコンはつけっぱなしの方が節電になる場合と、かえって電気代がかさむ場合があります。またエアコンのつけっぱなしは電気代以外にどんなメリット・デメリットがあるのか、つけっぱなしで故障したり火事になったりする危険はないのか、この記事で詳しく解説します。

2021/10/22 更新

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ここでは「エアコンをつけっぱなしにした場合」と「こまめにオン・オフにした場合」の電気代推移を状況別に比較します。なお、

 

  • エアコンは暖房設定
  • 「つけっぱなし」は24時間稼働
  • 電気代は27円/kWh

 

という条件に基づき数値を算出しています。

 

まずは「1日中つけっぱなしのエアコン」と「30分間隔で電源のオン・オフを繰り返したエアコン」の電気代を時間帯別に比較します。

 

  つけっぱなし 30分間隔でこまめにオン・オフ
6~18時 211円 302円
18~23時 89円 113円
23~翌日6時 135円 230円

 

電源をこまめにオン・オフにするよりも、エアコンをつけっぱなしにした方が電気代は安く済むという結果が出ました。これはオン・オフのたびに電力を多く消費したため、つけっぱなしよりも電気代が高くなったと考えられます。

 

続いて「1日中つけっぱなしのエアコン」と「1日の生活スケジュールに合わせて電源のオン・オフを繰り返したエアコン」の電気代を、時間帯別に比較します。なお、1日の生活スケジュールは以下のように設定しています。

 

  • 7時~子供の送迎(30分)
  • 8時~ゴミ出し(30分)
  • 11時~買い物(1時間)
  • 14時~子供の送迎(30分)
  • 16時~散歩(30分)
  • 18時~外食(2時間)
  • 就寝時~起床までは電源オフ

 

  つけっぱなし 生活スケジュールに合わせてこまめにオン・オフ
6~18時 154 240
18~23時 92 65
23~翌日6時 95 8

 

夜間に2時間外食した場合や就寝時は、つけっぱなしよりもこまめにオン・オフをした方が電気代は安くなっています。つまり、長時間の外出・就寝に合わせて電源をオフにした方が電気代はお得になるということです。

 

よって、基本的にはエアコンをつけっぱなしにした方が、節電になるケースが多く常に快適に過ごせます。ただし電気代を重視するのなら、状況に応じてオン・オフをこまめに使い分けましょう。