アイリスオーヤマのエアコンのランプが点滅している理由は？｜エラーコード一覧も

「アイリスオーヤマのエアコンをつけようとしたらランプが点滅している」場合があります。故障かと焦ってしまいがちですが、エアコンが故障していると決まったわけではありません。エアコンのランプが点滅したら、ランプの色と点滅の種類を確認すれば、原因・対処法がわかります。

お使いの製品によりますが、ランプが点滅していてもタイマーで止まるお知らせや、自動霜取り運転・内部クリーン運転を行っているだけの場合もあります。ただし、E8・H7といったエラーコードが表示されているとエアコンに異常が発生しており修理・点検が必要な場合もあります。

本記事では、アイリスオーヤマのエアコンの点検・修理が必要な場合を含め、ランプ点滅時の対処法を紹介します。また、エアコンを長持ちさせる方法も併せて解説しますので、アイリスオーヤマのエアコンをお使いの方はぜひ最後までご覧ください。

エアコンのランプは運転モードを表す場合もあれば、エアコンや室外機に異常が起きて点検・修理が必要な場合もあります。緑のランプと橙のランプの両方が点滅しているとき・橙のランプが点滅しているときは、点検・修理のためにお買い上げの販売店へ問いあわせてください。

また、問いあわせの際には事前にサービスコードを確認する必要があります。サービスコードはリモコン操作で簡単に確認可能です。こちらでは、エアコンの点検・修理が必要な場合のランプの点滅の仕方や問いあわせまでの手順を詳しく解説します。

アイリスオーヤマのエアコンは、本体に緑の運転ランプと橙のタイマーランプが搭載されています。緑のランプと橙のランプが同時に点滅しているとき・橙が点滅しているときはエアコンの点検・修理が必要です。点検・修理が必要な際の手順については以下で詳しく解説します。

サービスコードを確認するためには、エアコンのリモコンを使用します。まずリモコンのカバーを開けて、点検ボタンを押してください。点検ボタンは非常に小さいので、ボールペンの先のように細いものを利用して押しましょう。この際、斜めに押し込んだり強く押し込んだりしないように注意してください。

点検ボタンを押したら「ピピピピピッ」と連続した音が鳴るまで△ボタンを押し続けてください。△ボタンを押し続けるとサービスコードの番号が順番に変わっていき、番号が変わるたびに本体から「ピッ」と短い音が鳴ります。

「ピピピピピッ」と連続すた音がした際に表示されているのがサービスコードです。また、この際に本体表示部のランプがすべて点灯します。サービスコードが「00」と表示されているときに「ピピピピピッ」と音が鳴った場合は、該当するサービスコードはありません。

サービスコードが確認できたら、停止ボタンを押してください。停止ボタンを押すと点検前の表示に戻せます。その後、確認できたサービスコードを元にエアコンを買った販売店に問いあわせてください。

エラーコードは、エアコンの不具合の原因を示すものです。アイリスオーヤマのエアコンのエラーコードをいくつか紹介します。H7、E8のように自分で改善できるものやF0のようにメーカーか電気修理業者対応になるものまでさまざまなので確認してみてください。

エアコンのランプが点滅していても、自動霜取り運転・内部クリーン運転を行っているだけなど故障ではない場合もあります。こちらでは、IRA-2202A・IRA-2502A・IRA-2802A ・IRA-3602A・IRA-4002A・IRA-5602Aの機種を例として、ランプ点滅の原因と対処法を解説します。

エアコンのランプが点滅していると故障なのでは、と不安になる方も多いはずです。しかし、エアコンのランプが点滅していても自動霜取り運転・内部クリーン運転を行っているだけの可能性もあります。

ランプが点滅しているから必ず故障とは限らないので、ランプの点滅に気が付いた際はまずは説明書をチェックしてください。

緑のランプが遅い点滅をする原因の1つは、「自動霜取り運転を行っている」です。暖房使用時に外の気温が低くて湿度が高いと、室外ユニットに霜がつく場合があります。室外ユニットの霜を溶かすために行われるのが自動霜取り運転です。

自動霜取り運転が始まった際は、終了するまで4~15分程度待ちましょう。また、暖房使用後に自動霜取り運転が始まった場合でも、運転が完了すれば自動で停止するので数分間お待ちください。

緑のランプが遅く点滅するもう1つの原因は、「内部クリーン運転を行っている」です。約90分間運転した後自動で停止するので、そのままお待ちください。内部クリーン運転は時間がかかるため、もし内部クリーン運転を働かせたくない場合は設定の取り消しも可能です。

また、動作中の内部クリーン運転は停止ボタンで停止できます。

エアコンの使用中に停電が起こった場合・コンセントが抜けた場合など、運転中に電源が切れると緑と橙のランプが交互に点滅します。この場合は、リモコンで運転を開始すれば点滅は止まります。ただし、タイマーを設定していた場合は、再度設定し直す必要があるので注意してください。

エアコンのランプが点滅している際には、点滅の仕方を説明書と照らしあわせて原因・対処法を確認するのが一般的です。しかし、故障ではないはずなのに説明書に書いてある対処法を試してもランプの点滅が消えない場合があります。

その場合は、エアコンのコンセントを抜いて、再度さし直してください。コンセントを抜く前に、エアコンの電源をオフにしましょう。コンセントをさし直してもランプの点滅が消えない場合は、お買い上げの販売店・メーカーに問いあわせをしてください。

• 考えられる原因

エアコンが冷えない場合に考えられる原因は、本体の冷却ガスが少なくなっている、または、配管パイプの破損などで冷却ガスが漏れている可能性があります。

• 対処法

冷房で15分以上運転し、室外機のホースに霜が付いているかを確認してください。霜が付いていたらガス漏れの可能性が高いです。この場合は買い替えを検討しましょう。

冷却ガスが少なくなっている場合は、アイリスコール(0800-919-0770)に問いあわせしてください。

• 考えられる原因

エアコンが急に止まる場合は、故障以外にも、設定温度と室温の差がない・ルーバーが引っかかっている・前面グリル（前カバー）が閉まっている可能性があります。また、暖房使用時は、室外機の熱交換器に霜がつくと、霜取り運転のためエアコンが止まる場合もありますが、霜取り運転が終われば運転を再開します。

スイッチを入れると運転開始になるが数分で止まる場合はコンプレッサー、すぐに止まる場合は制御装置のマイコン故障が原因と考えましょう。

• 対処法

まずは、設定温度と室温・ルーバー・前面グリルを確認しましょう。また、自動掃除機能を搭載しているモデルでは、フィルター掃除の際にエアコンが止まるので、設定を確認してください。暖房時の霜取り運転が原因の場合は、設定温度を低めにしたり、室外機の位置を高くしたりするなどで対処できます。

コンプレッサーや制御装置のマイコンが原因の場合は、修理か買い替えが必要です。

• 考えられる原因

リモコンが不調の場合に考えられるのは、電池切れかエアコン本体に原因がある可能性です。

• 対処法

まずは、リモコンの電池を交換してください。電池交換でも改善しない場合は、リモコンのリセットボタンを押すと改善される場合があります。ただし、リセット方法はメーカーや機種でも異なるので、取扱説明書も確認してください。

リモコンの電池交換やリセットを試しても解決しない場合は、本体の故障の可能性があるので、販売店やメーカーに問いあわせましょう。

エアコンの故障・劣化を防いで長持ちさせるためには、こまめなお手入れが大切です。お手入れすれば、冷房・暖房の効果もアップしてより快適に過ごせる上に、電気代の節約にもつながります。本体や給水グリルは気になったときに水拭き・から吹きでOKです。

エアフィルターは2週間に1回程度掃除機でホコリを吸うか水洗いしましょう。また、エアコンを本格的に利用する季節の前後にはしっかりとお手入れを行ってください。ただし、個人では掃除しきれない部分もありますので、普段のお手入れ以外にも定期的にプロに点検整備・クリーニングを頼むのがおすすめです。

アイリスオーヤマのエアコンのランプが点滅しているときは、ランプの色や点滅の仕方を確認すれば原因を判断できます。点滅＝故障とは限りませんが、中にはメーカーへの問いあわせ・修理が必要な場合もあります。エアコンのランプの点滅に気がついた際は、まず説明書をチェックしてください。